忍者ブログ
マンガ家Mの日常
ストーリーの続き。

マッツがノヴァ銀行の調査を進める中、クラウディアの関与を知る。
クラウディアは自分の人生を破滅に追いやったクリステンセンを倒すべく、
マッツ達の金融詐欺対策班に協力を申し出る。

アブサロン銀行はノヴァ銀行への買収を余儀無くされ、更には、
傘下のフランスの銀行がノヴァ銀行の指示で不利な情報を隠蔽していた為、
株価の大幅下落で破産に追い込まれる。

アブサロン銀行の破産はノヴァ銀行にとっても痛手な筈だったが、
マッツは、クリステンセンが英国の大富豪と共に
デンマーククローネの崩壊を目論み、投機で巨額な利益を得ていたと知る。
クラウディアの活躍もあって、クリステンセンを逮捕するが、
投機の大元の英国の大富豪摘発の情報提供を条件に保釈。
警察から出たところで、クリステンセンは、
脅迫の為に娘が誘拐され死亡した事を恨む、かつての部下に射殺される。
マッツは不十分ながらもクリステンセンから得た情報を使って、
英国の大富豪にデンマーククローネを支える資金投入をさせる。

クリステンセンや英国の大富豪の他に、
世界中に、経済を裏で操る大物達が存在する。
経済の闇の深さに疲れたマッツは、病気の妻を支えるべく、辞職する。

クラウディアもまた、息子との生活を取り戻す。

ニッキーはクリステンセンから次々に来る暗殺指令に嫌気が刺し始めていた。
暗殺や誘拐の実行犯として公に指名手配されたピーターソンを
始末するよう言われるが、
逃亡を試みるピーターソンに親友のビムズを殺される。
ピーターソンを殺したニッキーは、危険を察知して国外逃亡を決意。
幼い息子を抱える妻は、最近のニッキーの行動を不審に思い、別れを告げる。


なかなかの重量感で、緊迫した場面が続き、面白かった。
金融犯罪という社会性と、アクションシーンが、
巧みな構成で繋がれ、飽きさせない。
主要キャラクターもそれぞれ個性的に描かれていた。

マッツとアルフの刑事コンビ、
クラウディア達、金融関係者、
底辺から引き上げられた格好のニッキー。
この3組のエピソードが、時には別々に、時には微妙に絡み、
スリリングな構成が興味深さを増した。
また、それぞれが仕事と家族とのバランスに悩み、
判断の行方がどう左右されるかにも関心が行った。

キャラクターの魅力が増して、観るべき作品に成長した。

シーズン2で完結したけれど、
形を変えて、アルフとニッキーを中心にシーズン3が制作された。
引き続き、楽しもう。


PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック