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マンガ家Mの日常
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」3部作の完結編。

深夜、歯磨きをしながら、ぼんやりと流し見するのには良かった。
原作小説は、それなりにエロチックな描き方がされているのかもしれないけど、
TVで放送される映画では、限界は見えているので、刺激は薄い。
ダコタ・ジョンソンの美しいヒップラインと脚。
それ以外に見せ場は無い。


クリスチャンとアナはめでたく結婚式を挙げ、フランスでハネムーンを満喫。
しかし、会社が攻撃を受けたとの連絡を受け、帰国する。
犯人はアナの元上司ハイド。
ハイドはその後も、アナを襲撃したり、
クリスチャンの妹ミアを誘拐して、大金を請求したりする。
アナの機転で逮捕に至る。
ハイドは、幼い頃、クリスチャンと同じ里親の元で育った。
クリスチャンだけが裕福な家庭に養子として迎え入れられた事を恨んでいた。

クリスチャンとアナは、若い新婚夫婦にありがちの喧嘩も繰り返すが、
妊娠したアナがハイドに立ち向かって生き延びた事をきっかけに、
夫婦としてのあり方を見つめ直し、
クリスチャンはやがて生まれてくる子供を受け入れ、成長する。


1作目からの事ではあるけど、
ジェイミー・ドーナンに、クリスチャン役のカリスマ性が無く、
危険なエロティシズムが画面から全く感じられない。
つまらない。
こんな男とSMプレイを楽しめるとは、到底思えない。
適齢期のジェレミー・アイアンズやアラン・ドロンの目線には、
それだけで女性を震え上がらせる退廃美に満ちていたのに。
トニー・レオンやダニエル・デイ・ルイスもありだね。
エロティシズムは知性に宿る。

ストーリー展開も、完全な予定調和。
玉の輿に乗ったアナの態度が大きくなったのが、少し感じ悪いってだけかな。
ダコタ・ジョンソンは撮影にあたって、何故、豊胸手術をしなかったんだろう。
そればかり考えていた。
胸はかなり貧相で、形も良く無い。
バストトップを披露するシーンは多数あるが、見せる意味を感じられない。
映画のロマンよりも、自然でいる事を大事にしたんだね。
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