アメリカ合衆国最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの
若き日の挑戦を描いた社会派ドラマ映画。
ハーバード大学法科大学院に入学し、優秀な成績を収めたルースは、
在学中に結婚した夫マーティンの卒業、就職に伴って、NYに引っ越し、
コロンビア大学に移籍。
首席で卒業するが、女性を理由にNYのどの法律事務所にも就職を断られ、
大学で教鞭をとる方向に進む。
大学では、女子学生を主体に、積極的に性差別の問題に取り組む。
夫のマーティンは税法専門の弁護士。
70年代当時、老親の介護は専業主婦の役割とされ、
主に介護に当たる女性を対象に税控除が認められていたが、
老母の介護中の独身男性モリッツが、控除を求めてマーティンに相談。
マーティンは、税法における男性の側からの性差別の訴えを起こす事で、
女性への性差別の撤廃の道に繋げられるとして、ルースに話を持ちかける。
優秀な法律家のルースだが、弁護士としての実績が無く、訴訟で苦戦するが、
マーティンを始め、周囲の協力も得て、見事な弁論を繰り広げ、
判事を説得し、勝訴する。
その後の様々な性差別撤廃に結実した。
同時期にWOWOWでルース本人のドキュメンタリーも放送していたのだけど、
録画時間が合わなくて、見逃してしまった。再放送を待ってるんだけどなぁ。
実際のルースの活躍が素晴らしく、映画は現実に敵わないという評価だけど、
特に、女性の立場からは、面白く、頼もしく観られた。
60〜70年代のアメリカにおける性差別の実態に愕然とさせられる。
日本の現状も酷いけど。
ルースを演じたフェリシティ・ジョーンズの美人過ぎない風貌と、
前のめりな話ぶりに説得力がある。
マーティン役はアーミー・ハマー。
長身で美形なのはもとより、優秀な法律家で、穏やかな性格で家族思い。
自宅では料理を担当し、ルースの性差別撤廃の活動を支える。
...、こんな完璧な男性がいるのか!?
弁護士という立場からは依頼人の利益が重要で、裁判の過程で、
当時の差別的状況を飲み込みながら弁論するルースのもどかしさが伝わる。
派手さが無いから、日本ではあまりヒットしなかったのかなぁ、残念。
性差別について、もっと根本から考える機会を持つべきだと思う。
若き日の挑戦を描いた社会派ドラマ映画。
ハーバード大学法科大学院に入学し、優秀な成績を収めたルースは、
在学中に結婚した夫マーティンの卒業、就職に伴って、NYに引っ越し、
コロンビア大学に移籍。
首席で卒業するが、女性を理由にNYのどの法律事務所にも就職を断られ、
大学で教鞭をとる方向に進む。
大学では、女子学生を主体に、積極的に性差別の問題に取り組む。
夫のマーティンは税法専門の弁護士。
70年代当時、老親の介護は専業主婦の役割とされ、
主に介護に当たる女性を対象に税控除が認められていたが、
老母の介護中の独身男性モリッツが、控除を求めてマーティンに相談。
マーティンは、税法における男性の側からの性差別の訴えを起こす事で、
女性への性差別の撤廃の道に繋げられるとして、ルースに話を持ちかける。
優秀な法律家のルースだが、弁護士としての実績が無く、訴訟で苦戦するが、
マーティンを始め、周囲の協力も得て、見事な弁論を繰り広げ、
判事を説得し、勝訴する。
その後の様々な性差別撤廃に結実した。
同時期にWOWOWでルース本人のドキュメンタリーも放送していたのだけど、
録画時間が合わなくて、見逃してしまった。再放送を待ってるんだけどなぁ。
実際のルースの活躍が素晴らしく、映画は現実に敵わないという評価だけど、
特に、女性の立場からは、面白く、頼もしく観られた。
60〜70年代のアメリカにおける性差別の実態に愕然とさせられる。
日本の現状も酷いけど。
ルースを演じたフェリシティ・ジョーンズの美人過ぎない風貌と、
前のめりな話ぶりに説得力がある。
マーティン役はアーミー・ハマー。
長身で美形なのはもとより、優秀な法律家で、穏やかな性格で家族思い。
自宅では料理を担当し、ルースの性差別撤廃の活動を支える。
...、こんな完璧な男性がいるのか!?
弁護士という立場からは依頼人の利益が重要で、裁判の過程で、
当時の差別的状況を飲み込みながら弁論するルースのもどかしさが伝わる。
派手さが無いから、日本ではあまりヒットしなかったのかなぁ、残念。
性差別について、もっと根本から考える機会を持つべきだと思う。
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