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マンガ家Mの日常
注目の若手美男俳優ティモシー・シャラメ主演、
実話を基にしたドラマ映画。


大学に進学したニックは、ふとした出来心から大麻を体験すると、
その後は次第に強いドラッグにハマり、深刻な依存症に陥った。
両親はニックが幼い頃に離婚。
父親デヴィッドはカレンと再婚して、2児に恵まれた。
ニックは大学進学前まで父親と同居しており、家族仲は良好だった。

父親をメインに、カレンや実の母親もニックのリハビリに協力するが、
少し回復すると、施設を抜け出し、再びドラッグに手を出してしまう、
その繰り返しで、家族は疲弊する。
カレンは幼い子供達を気にかけなければならない。
デヴィッドも、一度はニックを突き放す決意を固めるが、
暫くの後ニックから連絡があると、改めてリハビリのサポートをする。

今作のモデルとなった実際の青年は、その後8年間クスリを断ち、
同じようなリハビリ患者の支援をしている。


主人公が立ち直ったのは良かったが、
映画として訴えかけるものは残念ながら感じられなかった。
リハビリ施設ってかなり高額で、お父さん大変そうだなぁとか、それだけ。
美男のティモシー・シャラメが、適度にグッタリするくらいで、
さして悲惨な状況にもならないし、結局お父さんが全部助けてくれる。
現実の依存症に苦しむ人達は、今作を観てどう思うのだろうか。


タイトルの「ビューティフル・ボーイ」は、
ジョン・レノンが次男ショーンに捧げた楽曲で、映画の中でも流れる。
愛しい息子の成長を見守る父親。



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