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マンガ家Mの日常
今時まだこういうC級映画がTVで流されるんだ、と全身の力が抜ける作品。

元の「ハングオーバー」シリーズがあまり好きにはなれなかったんだけど、
一応続けて見ちゃってたし、これでラストだとかいう触れ込みだったんで、
ラストならそれなりに気合を入れて作られただろうと思って見たんだけど、
全然違った。
大学生が学祭用に作ったおふざけ映画レベル。
製作者は一体何を考えてたんだろう?

タイトルが示す様に、「ハングオーバー」と「ハンガーゲーム」の2作品を
ミックスしたような構成...と言えば聞こえは良いが。
バチェラーパーティで酔っ払おうとした4人組が、
何故か芳香剤の副作用で200年後の未来にタイムスリップして、
映画やドラマのキャラクター達とハンガーゲームを繰り広げる。
繰り広げるったって、ただなんとなく雑に殺し合うだけ。

マイティ・ソー、熊のTED、セサミストリートのカーミットとミス・ピギー、
アバター、ジョニー・デップのジャック・スパロー、トント、等々、
どう考えても、本家の許可を取ったとは思えない偽物達が大量に現れる。
おそらく、私には分からないパロディなんかも仕込まれているんだろう。

そして、あからさまな下ネタのオンパレード。

大元の設定やキャラクターは「ハングオーバー」なんだけど、
オスカー候補俳優のブラッドリー・クーパーがもはや出演する訳も無く、
俳優陣は名前を言われても知らないクラスの人達。
TV用映画としてサクッと作られたらしい。仕様が無いね。
笑えないし、感動の一瞬も無い。

そして、何故かロバート・ワグナーのカメオ出演。

上映時間が短かった事だけが救い。


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