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マンガ家Mの日常

「セブン」のデヴィッド・フィンチャー製作のポリティカル・サスペンス。
TVドラマとしては重厚な作り。
「ダメージ」や「グッドワイフ」に近い感覚かな。

ネットフリックス宣伝の為、シーズン1をフジTVが無料放送してくれた。
あれ、でも、13話まである筈なんだけど、12話までになってる?
まぁ、大体の流れは分かったから良いか。


下院議員フランク・アンダーウッドは院内総務の役にあり、
ウォーカー大統領誕生に貢献した。
国務長官の座を約束されていた筈が、外されてしまった事から、
以前にも増して、地位と権力を掴むべく、非常なる野望を目覚めさせる。

フランクの手口がかなりエグい。
議員達に味方のようなふりをして近づき、利用して、あっさり切り捨てる。
利用されてる議員達は気づかないのかなぁ。
若手議員のピーター・ルッソは、酒、クスリ、女遊びの常習者で、
飲酒運転で逮捕されたのを救われたは良いけど、散々利用された挙句、
お役御免となるや自殺を装ってフランクに殺害されてしまった。
フランク、遂に自ら手を下す。
この手のドラマの主人公にしては潔し。

フランクの権謀術数がドラマの見どころ。
でも、案外上手くいかない事も多い。
それだけに余計に脚本の緻密さが要求される。

主人公フランクを演じるケヴィン・スペイシーの迫真の演技。
それなりに賢いんだけど、どこか浅はかで矮小なキャラクターを演じきっている。
フランクの妻クレアを演じているのはロビン・ライト。
才色兼備で、時には内助の功も働かせるが、実はプライドが高くて結構嫌な女。
この二人に関わるとロクな事にならない。


本国では既にシーズン4まで放送されていて、シーズン5の製作も決定している。
続きが見たいなぁ。
でも、ネットフリックスとか、面倒。
レンタルで見られるかな。

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