第１話だけ見て、ほったらかしになっていた残りを一気見。

１９１２〜１４年、ロンドン郊外の貴族の館が舞台。
跡取りになる男子がタイタニック号の悲劇で亡くなって、
娘３人では家督を没収されてしまう。
婿取り問題でのゴタゴタを中心に、様々な人間模様が描かれる。

両親は長女に期待をかけて、跡取り候補の男性と結婚させようとするのだけど、
気の強い性格の長女はえり好みが激しい。
トルコの貴族のイケメン青年と一夜を過ごし、何故か青年は腹上死。ひぇっ！
メイドと母親の手を借りてもみ消そうとするのだけど、
スキャンダルは徐々に広まってしまう。

まぁー、この長女っていうのが気が強くて陰険。やな女。
大して美人でも無いのに、男性を惹き付ける。　が、次々破談。
そうじゃなきゃ話が面白くならないからだけどね。
えいっ、こんな女、一生独身でいれば良いのに。

おっとり系だった筈の次女は長女に散々足蹴にされて、微妙に歪み出す。
そりゃそうだよね。
長女へのあてつけで中年貴族と結婚しようとするのだけど、
長女が邪魔をして、あっさり破談。
まぁね、そう言う不純な動機で結婚しなくて良かったかもだけど。

正義感の強い３女は、婦人参政権等の運動に目覚め始める。

婿取りは結局進展せず。
一筋縄で行かない３人娘を抱えて、ご両親の心痛如何ばかりか。

貴族と貧民って言う構造がはっきりしていて、使用人達はあくまでも使用人。
使用人としての身分をわきまえている。
禁断の恋なんてのはフィクションなのかね。

何はともあれ、皆個性が強くて面白かった。

１９１４年、遂に第１次世界大戦に英国も参戦。
第１シーズンはそこまで。
戦争で人々の運命はどう変わって行くのか。

上昇志向が強い第１下僕のトーマスは、戦争で前線に送られないよう
医療班に予め志願して、下僕の仕事を辞職する。
ケチな画策を繰り返してた、この人がいないと面白く無いんだけど、
第２シーズン以降、戻って来てくれるのかな。

アニメ「ザ・シンプソンズ」でパロディシーンがあったんだけど、
その時まだこっちを見てなかったんで、おかしさが今イチわからなかった。
もったいない事をしたな。