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マンガ家Mの日常
細かい考え事をしていたら寝付けなくなって、短めの映画を観る。

ストックホルム症候群の語源になった強盗事件を元にした、
イーサン・ホーク主演のクライム・コメディ映画。


1973年ストックホルム。
大手銀行に強盗に押し入ったラースは、人質3人を取り、
同じく銀行強盗の罪で収監されている親友グンナーの釈放を要求。
当然ながら、首相や警察署長は要求には応じない。

グンナーは釈放されたように見せかけて銀行に連れて来られ、
ラースと再会するが、実はラース逮捕の為の警察との裏取引だった。

親友とともにフランスへ逃亡出来ればそれで良いラースは、
機関銃を構えながらも、人質を傷つける事はしない。
一方、面子にこだわる警察は、人質の安全を軽視。
ラース、グンナーと人質達は次第に結束するようになる。
しかし、金庫室に立て籠もった事から、間も無く追い詰められ、逮捕される。

ラースに親近感を抱いたビアンカは、
逮捕後、刑務所に収監されているラースに会いに行く。


小品ながら、まずまずの出来栄え。
前半、オーバーアクト気味のイーサン・ホークが微妙だったけれど、
それは、犯人として別人のカイに扮装した時と、
素のラースとの使い分けのようだった。

ノオミ・ラパス、マーク・ストロング、
警察署長役のクリストファー・ハイアダールも、それぞれ良い味を出している。

70年代のファッションや髪型にほのぼのする。

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