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マンガ家Mの日常
アシュトン・カッチャー主演の伝記映画。
言わずと知れた、Appleの創業者。

近日、別の伝記映画も公開されるらしい。
マイケル・ファスベンダーがジョブズを演じるんだって。
顔の近似値で言えば、アシュトン・カッチャーの圧倒的勝利。

とは言え、こちらの映画は可も無く不可も無くって程度。
将来を決めかねていた大学時代に始まって、
自宅のガレージを作業場にしてパソコンを作り、Appleを立ち上げ、
経営方針でもめて追い出され、暫くの後復帰するまでが淡々と描かれている。
特に面白くは無い。

ビル・ゲイツは自閉症だという話を聞いた事があった。
ジョブズは自閉症とまでは言わないけど、社会不適合者。
どの場面でも自分勝手で、他者の気持ちを推し量るという事が出来ない。

なので、仕事に意欲的で夢の実現に向かって真摯に努力する姿にも感動出来ない。
天才ってそういうもんだと言ってしまって良い筈も無い。哀れ。

社会不適合者で、最後までそのままだから、感情移入出来ない。
何か、映画としてまとめるキーワードのような要素があればとも思うのだけど。
大半の登場人物が存命なのだから、
演出無しで出来事を淡々と描くしか無かったのかな。

会社の中で、ジョブズがどういう役割を務めていたのか?
パソコンのイメージコンサルタント、総合プロデューサーって感じ?
ビジネスマンとしては、リスキーな賭けが好きなタイプに見える。
製作の方に身を置いていて、経営は他人任せにしていたけど、
それで思うようにいかなくなったんで、映画のラストでは自らCEOに収まる。
製作と経営の理念の一致が大事と見たって事かな。
何において天才を発揮したかと問えば、「理念」なのかな。

技術者の人達が揃いも揃って、しっかりオタク的風貌なのが可愛かった。

ダーモット・マローニー、マシュー・モディーン、久々に見た。
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