「何て酷いドラマだ！」と、以前このブログに怒りのコメントが届いたドラマの
その後の様子が、また酷かった。

大統領選挙の広報スタッフとして働いていたオリヴィアが、
大統領と不倫関係になり、公私共にゴタゴタする、というのがドラマの骨子。
シーズン５では遂に大統領夫妻は離婚が成立し、
オリヴィアはパートナーとしてファーストレディの地位に一旦は収まる。
ところが、あまりに退屈な行事に時間を取られるばかりで、やる気になれない。
自分を拘束する大統領にも嫌気がさすや、喧嘩別れしてホワイトハウスを出る。
首席補佐官とは仲違いし、妻にも愛人にも見放された大統領は、話し相手が欲しくて
広報官の女性に昼夜問わずに仕事の相談事を投げかける始末。

...おいおい。
不倫関係が元で、首席補佐官や大統領夫人と散々揉めて来たのに、
いざパートナーとして迎え入れられたら、
ファーストレディの職責が気に入らないからって、すぐに投げ出す。
あまりにも身勝手。かなわんわぁ〜。

おまけに、大統領と別れたら、もう一人の元恋人とすぐによりを戻す節度の無さ。
この男の方も何だかな、って感じだけど。

元大統領夫人は議員になり、新人として苦戦中。
今後はどうやらオリヴィアとタッグを組んで、
女性の政治家が地位を掴んでいく展開になるらしい。

不倫関係も煮詰まってしまったので、
ドラマとしてもそろそろピークを過ぎたのではなかろうか。

とはいえ、今後も支離滅裂な展開が気になる。

穴埋め的にオリヴィアのチームに入ったマーカスは、存在理由が見えない。
どうなってるんだろう。