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マンガ家Mの日常
昔一度見たような記憶があるんだけど、
気軽に見られる恋愛映画みたいだったんで、つい見ちゃった。

ミラベルは夢を追ってLAに出て来たものの、
デパートの売り子の仕事は退屈だし、
3万ドルを越す学生ローンの返済に追われて生活に余裕が無く、
ボロ車、ボロアパート暮らし。
画家を目指している筈が、制作もあまり進んでいない。

コインランドリーで知り合ったジェレミーは気の良い青年だけど、
オタクでフリーターっぽい生活で、ろくなデートにも連れて行ってくれない。

ある日、デパートの売り場に現れた初老の紳士レイから食事に誘われる。
レイは実業家で裕福でスマート。
ミラベルはレイに惹かれてゆくが、レイからは
将来の無い、今だけの関係だと割り切るよう求められる。
納得はいかないが、受け入れるしかない。

関係は1年程続いたが、
レイがどうしてもそれ以上の関係に進む気が無いと分かり、
ミラベルは別れる決意をする。

フラれた形になっていたジェレミーだったが、
ミラベルの言葉に背中を押され、音楽関連の仕事でチャンスを掴む。
二人はそれぞれの時を経て、少し成長して、改めて良い恋人関係を築く。


2005年の公開作で、既にやや古い印象はあるけど、
不況の為か、年上の男性を結婚相手として求める女性が増えて来たから、
そういう女性に向けてのメッセージとして放送したのかな。

レイは大人の余裕に満ちているけど、
恋愛を楽しむばかりで、結婚や家庭をイメージ出来ない。
それって、大人とは言えないよね。
浮気を告白しちゃって、「許してもらえると思ってた。」なんて言う辺りも、
幼稚な感じに思えた。
罪の意識を背負う覚悟も無ければ、恋人への思いやりも無い。

ミランダも、恋人への依存度が高かった。
辛い思いもしたけど、ブランドの高級なドレスをたくさん買ってもらえたし、
3万ドルを越すローンも完済してもらって、言う事無し。
良いなぁ〜。

映画のテーマとしては、やはり
同年代の相手とお互い成長しながら紡いでいく関係が良いって事かな。

ミラベル役のクレア・デインズがとにかく細い!
なのに、お尻は綺麗にアップしている。

レイを演じたスティーヴ・マーティンの原作を映画化したものだそうだけど、
そのせいか、ミラベルのドラマとして始まったものが、
ラストはレイの立場からの語りに移行してしまっている。
そこんところはどっちかに決めておくべきだった。
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