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マンガ家Mの日常
クリント・イーストウッド、監督、主演作品。


1970年代のテキサス。
往年のロデオスター、マイクは、落馬で負傷し、引退。
妻子を事故で亡くし、生活は荒れる一方だったが、
牧場主ハワードが仕事や家を与える等してマイクを援助していた。

ハワードはマイクに、メキシコの元妻レタのもとにいる息子ラフォを
連れ戻すよう依頼する。
資産家のレタは豪邸でアルコールと恋人達に囲まれて遊び暮らしていた。
母親に見捨てられ、彼女の恋人達に暴力を振るわれたラフォは家を飛び出し、
闘鶏で日銭を稼いで路上暮らしをしていた。
しかし、マイクがラフォを連れて行こうとすると、レタは途端に息子に執着し、
部下に後を追わせる。

警察にも助けを求められないマイクは、ラフォと共に一旦途中の村に身を潜め、
牧場で馬の調教や動物達のケアの仕事をする。
レストランの女店主マリアが親身になって2人を世話してくれて、
次第にマイクと親しい関係になっていく。

ラフォも牧場に生活を気に入っていたが、レタの部下に追いつかれ、
テキサスを目指す決意をする。

ハワードは、レタ名義の資産の運用利益を得る為に
ラフォを利用しようとしていた。
マイクは、事実を知って傷付くラフォを諭す。

マイクはハワードが待つ国境まで、無事にラフォを送り届け、
マリアのもとに戻る。


イーストウッド監督作品としては、小品。
やや盛り上がりに欠ける。
イーストウッドが主演を務める必要性があったのかもしれないけれど、
流石に90歳越えると、痛々しい感じが先に立つ。
レタに迫られたり、マリアと親しくなったりするのも、もう無理がある。

両親に捨てられて傷ついているラフォを支える立場ながら、
イーストウッド自身が私生活で元妻達や子供達との関係を放棄した過去があり、
物語の設定に、何とも言えないキツさがある。

(感想の残りは後日。)
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