ノーベル物理学賞、ノーベル化学賞、2冠に輝く天才科学者の伝記映画。
ストーリーはもはや説明不要か。
1893年、26歳のポーランド人女性マリア・スクウォドスカは
パリのソルボンヌ大学で学んでいたが、研究への強い信念が災いして、
当時の男性優位主義の教授陣に疎まれ、研究の場を失いかける。
同じく」物理学者のピエール・キュリーと知り合い、研究室を提供され、
共に研究に邁進する中、結婚に至る。
新元素ラジウムとポロニウムを発見。
それらが発する放射線を「放射能」と命名し、科学の発展に寄与。
1903年にノーベル物理学賞受賞が決定したが、
当初はピエールのみが受賞者とされていた。
抗議の末、マリも共同受賞者と認められたが、怒りから授賞式を欠席する。
放射能はキュリー夫妻の健康を徐々に蝕んでいた。
体調不良のピエールは1906年、馬車に轢かれて亡くなる。
失意のマリを支えた助手のポールと不倫関係に陥り、スキャンダル発覚。
ピエールの後任として大学教授の座に就いていたマリの立場は危うくなるが、
1911年にはノーベル化学賞を受賞し、地位を確固たるものにする。
マリの放射能研究はレントゲン検査として、医療にも大きく貢献した。
「ゴーン・ガール」等、強い女性の演技で高く評価されるロザムンド・パイクが、
知的で、(悪く言えば)我の強い天才科学者を演じきった。
映画を観るだけでも、マリの天才が桁外れだと知らされる。
まさしく、「ガラスの天井」を破った。
原作はグラフィックノベルだそうで、原題は「Radioactive(放射能)」。
でも、原作にも映画にも、邦題では「愛」がどうたらって付けられる。
マリ程の偉人でも、女性は「愛」を売り物にしなければならないのか。
日本では未だに女子学生の理数系への関心が低く、成績低下へと繋がっている。
いつになったら自由に、あるがままの羽を伸ばせるのだろう。
ストーリーはもはや説明不要か。
1893年、26歳のポーランド人女性マリア・スクウォドスカは
パリのソルボンヌ大学で学んでいたが、研究への強い信念が災いして、
当時の男性優位主義の教授陣に疎まれ、研究の場を失いかける。
同じく」物理学者のピエール・キュリーと知り合い、研究室を提供され、
共に研究に邁進する中、結婚に至る。
新元素ラジウムとポロニウムを発見。
それらが発する放射線を「放射能」と命名し、科学の発展に寄与。
1903年にノーベル物理学賞受賞が決定したが、
当初はピエールのみが受賞者とされていた。
抗議の末、マリも共同受賞者と認められたが、怒りから授賞式を欠席する。
放射能はキュリー夫妻の健康を徐々に蝕んでいた。
体調不良のピエールは1906年、馬車に轢かれて亡くなる。
失意のマリを支えた助手のポールと不倫関係に陥り、スキャンダル発覚。
ピエールの後任として大学教授の座に就いていたマリの立場は危うくなるが、
1911年にはノーベル化学賞を受賞し、地位を確固たるものにする。
マリの放射能研究はレントゲン検査として、医療にも大きく貢献した。
「ゴーン・ガール」等、強い女性の演技で高く評価されるロザムンド・パイクが、
知的で、(悪く言えば)我の強い天才科学者を演じきった。
映画を観るだけでも、マリの天才が桁外れだと知らされる。
まさしく、「ガラスの天井」を破った。
原作はグラフィックノベルだそうで、原題は「Radioactive(放射能)」。
でも、原作にも映画にも、邦題では「愛」がどうたらって付けられる。
マリ程の偉人でも、女性は「愛」を売り物にしなければならないのか。
日本では未だに女子学生の理数系への関心が低く、成績低下へと繋がっている。
いつになったら自由に、あるがままの羽を伸ばせるのだろう。
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