ローラ・リニー主演のファミリードラマ。

これから夏が始まろうという時、キャシーが突然
狭い裏庭にプールを作ろうと業者に申し込んだ。
隣家の反対もあって、建築許可待ちで暫くお預け。
一家の主婦として、高校の教師として、一人の女性として、患者として、
キャシーはその後も数々の突飛とも言える行動を起こし続ける。

キャシーはメラノーマで余命半年と宣告されていたのだった。
最後になるであろう美しい夏の季節を思う存分有効に過ごしたい。
やりたい事、やるべき事、やれる限りやっておきたい。

夫はどこかまだ学生っぽさを引きずっていて、ケンカして家を追い出され中。
ひとり息子のアダムは１４歳で思春期真っ只中。
どっちも手がかかる。
キャシーは二人に癌の事を話せずにいる。
それは、いつもと変わらぬ日々を過ごしたいからでもあった。

隣家の偏屈ババア、行き過ぎた自然主義の兄、優しい医師、
おデブな女子生徒、ワイルドイケメンの画家、男遊びがちょっとお盛んな女友達、
等々、様々なキャラクターが入り乱れる。

キャシーの積極的な関わりによって、周囲の人達も変化して行く。
夫の成長を見て、キャシーはようやく癌を打ち明ける。

美しい人生にも運命は情け容赦無く歩を進める。
最終回を見たら、完成したプールを泳いで、自殺した偏屈ババアの元へ行くので
キャシーは亡くなったものと思ったら、
終了後、シーズン２の案内が出た。

あら？治療の甲斐あって延命するのかな？
余命宣告の覚悟を受け入れた女性の物語かと思ってたんで、ちょっと肩透かし。
でも、シーズン２にも期待。