忍者ブログ
マンガ家Mの日常
ジェニファー・ガーナー主演のヒューマンコメディ。

マット・デイモン繋がりで見た訳じゃないけど、
ジェニファー・ガーナーはマット・デイモンの親友ベン・アフレックの奥さん。

邦題はなんだか意味不明。
副題は、敢えて大仰にしてみたんだろうね。

アイオワ市で開催される、バター細工コンテストで、
15年連続チャンピオンとなったボブは、後進に道を譲るよう言われ、
コンテストから退く。
すると、後妻のローラは家名とこのタイトルを守るべく、自分が出場する。

こういうコンテストが実際にあるのかね?
農業地域ならではのイベント?

ところがローラは、10歳の黒人少女デスティニーに負けてしまう。

ノンビリ見ていられる、可愛らしい話でした。
冒頭、放映上ふさわしく無い言葉についての注意が出たのは、
セックス絡みと言うより、人種差別的な部分かな。
セレブ気取りのローラは美しい外見とは裏腹に、内側で野望を燃え滾らせている。
何も10歳の子相手にそんな態度取らなくてもね。

デスティニーは貧しい両親に捨てられ、里子としてあちこちを転々として来た。
その過程で、やや自尊心を挫かれてしまっていた。
デスティニーにとってはコンテストが、自分の得意分野を見つける第一歩だった。
一方で、セレブなローラも、ちょっと地味目な夫と高校生の娘と暮らしていて、
後妻として何処か所在なさを感じていたのかもしれない。
夫婦の絆と自分の立場を明確に示す為に、コンテストの勝利が必要だった。
ふたりそれぞれの境遇を思うと、結構切ない話。

ジェニファー・ガーナーの嫌みなセレブぶりが楽しい。
浮気相手でヒュー・ジャックマンがチラッと登場。
そこそこ太ってた。
「X-MEN」シリーズではムキムキにならなけりゃならないから、
ここではちょっと気を抜いてたのかな。

デスティニー役のヤラ・シャヒディもカワイイ。
広大なトウモロコシ畑の間の未舗装の道を、自転車で通り抜けてく様子が
柔らかな生活実感を醸し出していて、ふと目に沁みる。


PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック