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マンガ家Mの日常
80年代から90年代にかけて、隆盛を誇ったラスヴェガスのカジノ、
タンジールを、虚実織り交ぜながら描いた映画。
次のハーレクインの作品の参考の為 鑑賞。

アメリカにいた間、フィリップに仕事の事で話をしたら、
自宅に「カジノ」のDVDがあって、出してくれました。
その時は見る時間がなかったんだけど、
帰国したら、たまたまWOWOWで放映していたので、録画して見てみました。
こんなところで、まだ微妙に複雑。

今は銀行とかが入って来ているので 
カジノ経営も落ち着いたビジネスになって来ているらしいけど、
当時は、絵に描いたようなギャングの世界。
その中でも、ビジネスの才覚を持ったカジノ経営者のロバート・デ・ニーロが
シブトク生き残っていく。

映画の中で カモられる日本人ハイローラーが出て来るんだけど、
名前が「イチカワ」ってなってて、
昨今話題の大王製紙の誰かに似ている。
時代的にバブルと重なるから、多分そういう人沢山いたんだろうね。

さて、
今年1年振り返って、
ロードショーは「パールジャム20」くらいしか見に行った記憶が無いし、
(あっ、アメリカでフィリップとお嬢さんに付き合って
 「ハッピーフィート2」を3Dで見たっけ。 3D初めて。)
ドラマに押されてたせいもあって、たいした数の映画見てない。
それもWOWOWのメニューまかせみたいな感じ。
録画して、増えてきたらディスクに入れておく。
良い映画は落ち着いてじっくり見たいから、時を待ってるんだけど、
そうも時間は取れないし、重い映画は見るのがシンドく感じられる時があって、
ついつい後回しにしてしまう。
寝付けない時なんかに、ユルい映画をタラタラ見ちゃったりする。
...映画って、そんなもんなのかも。
マンガと同様、芸術でありつつ、娯楽的側面も大いに必要とされるから。

来年は 大きな旅行の計画も今のところ入っていないので、
もう少ししっかり映画を見よう。

今年自分が見た中で、No.1は、文句無しに「フローズンリバー」。

人生の教訓を伝える作品なのだけど、説教臭い台詞は一切無く、
脚本、演出、映像、俳優、全て素晴らしい。
男女の愛憎、家族愛、友情、地域の連帯、社会問題、そして犯罪、
様々な要素が過不足無く描かれていて、娯楽として見ても飽きさせない。
こういう優れた作品がもっと普及するよう
映画産業に携わる人達が精進してくれないと、観客は育たないよ。
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