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マンガ家Mの日常
番組表を見ていて、何となく見つけて
タイトルが気になったので録画してみた。

「ビバヒル」「メルローズ・プレイス」「SEX & THE CITY」等の
ヒットメーカー、ダーレン・スター製作。
「SATC」の後日談的な位置づけのドラマで、
企業のトップにのし上がった女性4人を主人公に、日々を描く。

先の作品の流れで、個人的に主人公達といつも年代が近いので
ダーレン・スター作品はつい感情移入して見てしまう。
本人が自分の年齢や立場に沿ったドラマ作りをしているからだろう。
年齢とともにドラマも育っている。

この後どうなっていくのかな、と気にはしていたのだけど、
ネットでチェックすると、僅か7回で打ち切りになっちゃったんだって。
13回の予定が、当時の脚本家のストで7回になり、
あまり好調でなかったもんで、ついでにそこで打ち切り。残念。

女性4人のグループで描くところは「SATC」の手法を踏襲している訳だけど、
こちらはキャラクターがやや弱くて、個性に欠けていた点が敗因だった。
4人の結婚や職場での悩みがどれも似通っている。
ある程度大人になって、確立された地位があるとそうなっちゃうんだろうか。
対立する部分も作っておくべきだったのかもしれない。
ドラマなので、もっとわかり易く誇張した表現が必要だった。
それだけ、キャラクター作りは難しいって事なんだよね。

一番の中心は雑誌編集者のルーシー・リュウで、
この人の人気は確かなんだけど、
アジア系俳優がこの手のドラマの中心になるのは
まだちょっと難しかったのかもしれない。

4人のウチふたりは結婚してて、仕事と家事、子育ての両立に悩みつつ、
夫の浮気に気を揉んでいる。
このふたりの設定の方がわかり易いかな。
でも、ふたりの違いがややユルい。

もうひとりは化粧品メーカーの重役で、レズビアン傾向に目覚めて動揺してる。
最近レズビアンを扱うドラマが増えて来た。
でもまだ入り口なんで、ドラマとしては描き切れていないような。
結局、本人ひとりで考え込んでるばかりで、他のキャラクターと絡んで来ないしね。
今のところ無駄玉。

ダーレンさん、今作は残念だったけど、
次のチャレンジを期待して待ってるよ!


ところで、来週ちょとした女子会に顔を出す予定なのだけど、
女性起業家の方々がメインの集まりで、
「カシミア・マフィア」の縮小バージョンみたいな感じだね。
マンガ家も個人経営なので、雇用者と言う点では起業家の一部なのだけど、
経営の構造が違うので、話を合わせられるかどうか...。
とりあえず今日ヘアカットに行って身ぎれいにして来ます。

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