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マンガ家Mの日常
ネタバレ注意。


フランスのスパイコメディ映画。


精神病院の患者レオは、自分が凄腕のスパイだと主張している。
担当医のロマンは優しく接している。
ある日、レオは窓からロマンの恋人ルイーズの姿を見て、誘拐されると言い出す。
するとその晩、猿の仮面をつけた男がロマンのアパートに現れ、ロマンを殴り倒し、
気絶している隙にルイーズは連れ去られてしまった。
ロマンはレオを病棟から逃がして、一緒にルイーズ救出に向かう。

レオの言動は時々支離滅裂だったが、見事にルイーズの行方を突き止める。
ルイーズは過去の犯罪仲間に、銀行強盗の手伝いを強要されていた。
一味はパリのフランス銀行の地下金庫室から2500tの金塊強奪を計画実行。

レオとロマンは警察に通報した後、2人だけで地下金庫室に乗り込み、
逃走した一味を追って、格闘の上倒して、ルイーズ救出に成功する。
駆けつけた警察が一味を逮捕し、金塊を取り戻す。

格闘中に傷を負ったレオは病院に搬送される。
レオの勇敢な行動は凄腕スパイそのものだったが、実際はやはり精神病だった。
3年前、婚約者のアンナが目の前で銃撃の流れ弾で命を落とし、
以来、ショックで精神破綻し、自らをスパイだと思い込み、
文献等で学習して、スパイの技術を会得していった。

レオの勇気ある行動に感動したロマンは、
監視の厳しい軍の病院に転送される直前でレオを逃す。


結構マジな部分もありつつ、全体は緩めのスパイアクション。
それなりに楽しめた。

レオはともかく、
ロマンは何故ハゲで髭もじゃのオッサンなのか?
それがフランス流か。

原題は「Le Lion」で、
放題の「エージェント:ライオン」で検索しようとすると、
Googleは「エージェント:ライアン」ではないのか?と確認してくる。
コメディだから、メジャー作品のタイトルをもじった訳で。
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