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マンガ家Mの日常
発明王として歴史に名を刻んだトーマス・エジソンの伝記映画。

アメリカ全土に電力共有網を拡げるに当たって、
直流送電を開発するエジソンと、
交流送電を開発するジョージ・ウェスティングハウスとの間で繰り広げられる、
「電流戦争」と銘打たれたライバル関係。
エジソンの名前と共に浮かぶのは、むしろニコラ・テスラだけど、
今作ではテスラの出番が少なく、やや影が薄い。

エジソン役はベネディクト・カンバーバッチ。
ちょっと面長の顔なので、写真で見るエジソンの印象と違いを感じる。

映画としては、正直特に面白いとも思えなかったけど、
当時の開発競争の様子が迫力を持って伝わってくる。
開発競争に資金の悩みはつきものだし、
エジソンは巧みに特許を取得して巨万の富を得た。
しかしながら、彼らの発明にかける情熱というのは、蓄財では無く、
世界をこの手で変えたいという、何か本能のようなものだろうか。

逸話も多く、子供向けの伝記本とかで、とにかくエジソンが有名なので、
ウェスティングハウスって、功績の割に知名度が低い。

エジソンやウェスティングハウスが、発明家兼実業家であったのに対して、
テスラはもっと天才的な科学者だった感がある。

テスラの伝記映画も録画済みなので、追って見ようと思う。

今作のテスラ役はニコラス・ホルト。
映画「テスラ」ではイーサン・ホークだそうで、
俳優2人の年齢にやや開きがあるから、描かれている時代が少し違うのかな。
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