前半、設定の説明が難しかった。
心理学的な前提とかあるんだろうけど、むしろ近未来SF的で、
こういうのに拒絶反応示しちゃう人も大勢いるだろうなぁ。
理屈は分かったという事にしておいて、
イマジネーションを楽しんでれば良い感じ?
誰かが構築した夢の世界に 他の人間の脳波をリンクさせて入り込ませ、
それぞれが自意識を保持したまま行動していく。
そこが夢の世界なのか現実なのか、分かる者と分からない者とがいる。
対象者の深層意識からデータを盗んだり、別の深層意識を植え込んだりする。
何故そういうスパイ行為がなされるか、物語の中においては
結局のところ企業間争いでした。
高度な科学技術を要する活動だから 当然お金も掛かる訳で、
そうなると利用者は政府か 大企業のトップに限られて来るよね、確かに。
...いいんだけど、企業の情報を盗んだり、浮沈を操作したりに
何もわざわざこんな事しなくても...。
白眉と言えるのは やはりCG。
勿論、最初に豊かなイマジネーションがあってこそなんだけど、
もうこれだけCG技術が発達すると、映像上の不可能はない。
製作者側には むしろ、CGを越えるイマジネーションが要求される。
それで CGばかりが存在感を示す映画にならなければ良いんだけど。
後半はハリウッド的アクションの連続。
前半の斬新さが光るだけに、アクションは平凡で 古びて感じられてしまう。
カーチェイスとか、スキーとか、今更だよね。
観客の為にもアクションシーンは必要なんだろうけど。
3層の夢の世界の時間連鎖は美しかった。
大作だけに脇役までくまなく大物が揃ってる。
マイケル・ケインしかり、トム・ベレンジャーしかり。
...トム・ベレンジャーは久しぶり過ぎて、暫く名前が出て来なかった。
ピート・ポスルスウェイトはこれが遺作?
インセプションの対象者として騙される側のキリアン・マーフィーは
ナーバスな若者の雰囲気をたたえていて、
まぁ、騙されながらも親子関係の劣等感からの解放があって良かったんだけど、
こういう純真な感じの人を騙すっていうのも どうかね。
マリオン・コティヤールって、土屋アンナに似てる。
目の下にクマ作って見上げる顔が怖くて、
既に彼女が現実世界に生きる人間でない事を感じさせる。
渡辺謙に掴まったルーカス・ハースは あの後どうなっちゃったんでしょう。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは あの「(500)日のサマー」で
このブログに既に登場済み。
脇にいると気になるけど、主役の顔でもない。第一、名前が面倒くさい。
これからどういう方向に進んで行くんだろう。
エレン・ペイジ再び。
でも、この作品に関しては彼女である必要性は特に感じなかった。
別の誰かでも成り立つ。
話題性のあるニューカマーを使いたかったのか、
妻役のマリオン・コティヤールの毒性を際立たせる為か?
とは言え、台詞の上手さは光る。
日本の同世代の女優さん達って、カワイコちゃんである事が優先させられ過ぎて
台詞がぎこちない感じの人ばかりで、見る気になれない。
このエレン・ペイジみたいな、本物の役者として育ててあげなきゃ、
ただ暫くアイドルとして消費されるだけなんだよ。
ヘリコプターで東京上空を移動するシーンで、ウチのマンション発見!
...て言っても、かすかに分かる程度なんだけど。
でもCSIの高度技術で拡大すれば、バルコニーで洗濯物干してる私がいるかも?
遂にレオナルド・ディカプリオと共演か!
ラストシーンは微妙に気を持たせる常套手段。
その前の渡辺謙とのシーンから色々推察されるところなんだけど、
まぁ、見た人が思いたい風に捉えちゃってOKでしょう。
映画の全体像としては前の「シャッター・アイランド」と被る所がある。
現実とイメージ世界との重なり合いとか、家庭を失う所とか。
まぁ〜、にしてもレオナルド・ディカプリオは難しいのばかり選ぶね。
難解な作品続きにも関わらず、巨額の興行収益をあげて
自身も俳優の所得トップに立つのは さすがと言う他無い。
このブログで、前に現代の最高の俳優と褒め上げて、
その後 所得トップの記事なんかがCNNとかで出て、私も面目躍如だわ。
まだブログに ディカプリオから挨拶のコメントは届かない...。
心理学的な前提とかあるんだろうけど、むしろ近未来SF的で、
こういうのに拒絶反応示しちゃう人も大勢いるだろうなぁ。
理屈は分かったという事にしておいて、
イマジネーションを楽しんでれば良い感じ?
誰かが構築した夢の世界に 他の人間の脳波をリンクさせて入り込ませ、
それぞれが自意識を保持したまま行動していく。
そこが夢の世界なのか現実なのか、分かる者と分からない者とがいる。
対象者の深層意識からデータを盗んだり、別の深層意識を植え込んだりする。
何故そういうスパイ行為がなされるか、物語の中においては
結局のところ企業間争いでした。
高度な科学技術を要する活動だから 当然お金も掛かる訳で、
そうなると利用者は政府か 大企業のトップに限られて来るよね、確かに。
...いいんだけど、企業の情報を盗んだり、浮沈を操作したりに
何もわざわざこんな事しなくても...。
白眉と言えるのは やはりCG。
勿論、最初に豊かなイマジネーションがあってこそなんだけど、
もうこれだけCG技術が発達すると、映像上の不可能はない。
製作者側には むしろ、CGを越えるイマジネーションが要求される。
それで CGばかりが存在感を示す映画にならなければ良いんだけど。
後半はハリウッド的アクションの連続。
前半の斬新さが光るだけに、アクションは平凡で 古びて感じられてしまう。
カーチェイスとか、スキーとか、今更だよね。
観客の為にもアクションシーンは必要なんだろうけど。
3層の夢の世界の時間連鎖は美しかった。
大作だけに脇役までくまなく大物が揃ってる。
マイケル・ケインしかり、トム・ベレンジャーしかり。
...トム・ベレンジャーは久しぶり過ぎて、暫く名前が出て来なかった。
ピート・ポスルスウェイトはこれが遺作?
インセプションの対象者として騙される側のキリアン・マーフィーは
ナーバスな若者の雰囲気をたたえていて、
まぁ、騙されながらも親子関係の劣等感からの解放があって良かったんだけど、
こういう純真な感じの人を騙すっていうのも どうかね。
マリオン・コティヤールって、土屋アンナに似てる。
目の下にクマ作って見上げる顔が怖くて、
既に彼女が現実世界に生きる人間でない事を感じさせる。
渡辺謙に掴まったルーカス・ハースは あの後どうなっちゃったんでしょう。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは あの「(500)日のサマー」で
このブログに既に登場済み。
脇にいると気になるけど、主役の顔でもない。第一、名前が面倒くさい。
これからどういう方向に進んで行くんだろう。
エレン・ペイジ再び。
でも、この作品に関しては彼女である必要性は特に感じなかった。
別の誰かでも成り立つ。
話題性のあるニューカマーを使いたかったのか、
妻役のマリオン・コティヤールの毒性を際立たせる為か?
とは言え、台詞の上手さは光る。
日本の同世代の女優さん達って、カワイコちゃんである事が優先させられ過ぎて
台詞がぎこちない感じの人ばかりで、見る気になれない。
このエレン・ペイジみたいな、本物の役者として育ててあげなきゃ、
ただ暫くアイドルとして消費されるだけなんだよ。
ヘリコプターで東京上空を移動するシーンで、ウチのマンション発見!
...て言っても、かすかに分かる程度なんだけど。
でもCSIの高度技術で拡大すれば、バルコニーで洗濯物干してる私がいるかも?
遂にレオナルド・ディカプリオと共演か!
ラストシーンは微妙に気を持たせる常套手段。
その前の渡辺謙とのシーンから色々推察されるところなんだけど、
まぁ、見た人が思いたい風に捉えちゃってOKでしょう。
映画の全体像としては前の「シャッター・アイランド」と被る所がある。
現実とイメージ世界との重なり合いとか、家庭を失う所とか。
まぁ〜、にしてもレオナルド・ディカプリオは難しいのばかり選ぶね。
難解な作品続きにも関わらず、巨額の興行収益をあげて
自身も俳優の所得トップに立つのは さすがと言う他無い。
このブログで、前に現代の最高の俳優と褒め上げて、
その後 所得トップの記事なんかがCNNとかで出て、私も面目躍如だわ。
まだブログに ディカプリオから挨拶のコメントは届かない...。
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