ネタバレ注意。



アメリカのサスペンスドラマのミニシリーズ、全１０話。


１９９６年、ニュージャージーの高校の女子サッカー部イエロージャケッツは
全国大会出場の為、飛行機でシアトルに向かう。
しかし、途中で飛行機が故障し、山中に墜落。
乗務員と数名のメンバーが命を落とす。
コーチは機体に脚を挟まれ、右脚が押し潰されていた。
普段ははみ出し者扱いのミスティが、ガールスカウトでの知識を発揮。
コーチの右足を斧で切断し、止血。
その後傷口を焼灼する等、適切な処置を行い、一時的にメンバーの尊敬を得る。
居心地の良さを初めて実感したミスティは、
この状況をもう少し引き伸ばしたくて、フライトレコーダーを壊す。

コーチと男子学生２名と、１０数人のイエロージャケッツメンバーが生存。
しかし、救助の気配も無く、ここが何処かも分からないまま、
サバイバル生活が始まる。

２０２１年、事件の生存者４名はそれぞれの人生を生きていたが、
脅迫状が舞い込み、再会を余儀なくされる。

生存者は、仲間を殺害して食べて生き延びたのだろうか？
山中で暮らした１年半の間に、何が起こったのだろうか？


アメリカのドラマなので、北欧ミステリーに比べると華やかさがある。
そこはアメリカの巧さ。
主要メンバーは、
映画でおなじみのジュリエット・ルイス、クリスティーナ・リッチといった
曲者系の女優に加え、
タイニー・サイプレス、メラニー・リンスキーという、
ドラマで注目の、やはり曲者系女優達。
それぞれ個性が強くて見応えがある。

個人的には、過去と現在のエピソードが目まぐるしく入れ替わる構成は、
観ていて疲れるので、好きではない。
ただ、ドラマの設定上、仕方ない。

なかなか話が進まなくて、どうするんだろうと思っていたら、
どうやらシーズン２製作が決定しているらしい。