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マンガ家Mの日常
実話を基にした、ドイツ、フランス、ポーランド合作の戦争映画。


第二次大戦末期、敗色濃厚のドイツ軍では、
戦意高揚と敵国への逃亡防止の為、脱走兵の取り締まりを強化していた。
空軍上等兵ヘロルトは逃走中、道端に置き捨てられた軍用車両を見つける。
中を漁ると、僅かな食料の他に、
大尉の軍服一式がトランクの中に収められていた。
寒さしのぎで軍服を着用したところに、兵士フライタークが現れる。
ヘロルトを大尉と信じ込んだフライタークは忠実に任務を遂行しようと務める。

「部下」を従えたヘロルトは、移動の道すがら、脱走兵取り締まりを行い、
ある者は射殺し、ある者は部隊の兵士として加えていく。
ヘロルトの素性を訝る者もいたが、巧みな嘘で乗り切っていく。

脱走兵収容所に辿り着くと、ヘロルトは
「総統から一任されている」とでまかせを言って収容所を掌握。
収容者超過で不満を抱いていた幹部の要求に乗って、
口減らしの為、収容者150人を即決で処刑する。
あまりの残酷さに、忠実なフライタークも疑問を強める。

連合国軍によって収容所が爆撃され、壊滅。
ヘロルトは生き残った兵士達と共に街へ移動し、狼藉の日々。
それも長くは続かず、憲兵隊によって逮捕され、軍法会議にかけられる。
一旦は絞首刑を言い渡されるも、
脱走兵粛清という規律によって行動したとして、
共感した将官によって、雑務従事のみの軽い刑で済まされる。

ヘロルトは再度脱走したが、後に英国軍に逮捕され、処刑される。


同じ頃にドキュメンタリー番組も放送された。
映画はほぼ事実に即して制作されていた。

(感想は後日。)
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