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マンガ家Mの日常
解説ではブラックユーモアコメディとなっているが、
執筆者は映画見たんか?

アイルランド、スライゴー郊外、
100年前から時が止まったかのような辺鄙な海辺の田舎町。
ジェームズ神父はある男の告解を聞く。
しかしそれは、幼い頃教会の神父に酷い性的虐待を受け、教会を告発すべく
当の神父とは別人で、高潔で慕われているジェームズ神父を
1週間後に殺害するという予告だった。
その町の教会ではかつて神父による幼児への性的虐待が常習化していて、
亡くなった子もいたが、神父は移動させられた程度の処分しか受けていなかった。

ジェームズ神父は不条理な殺害予告に怯えながらも、日々の務めを果たす。
やがて、飼い犬が殺され、教会は放火され、
約束の日が迫るにつれ、精神状態が不安定に揺れる。

護身用にアンティークの銃を手に入れるが、岸壁から投げ捨て、
その後浜辺で男の凶弾に倒れる。


7日間、という辺りで、
イエス・キリストの最期の7日間を連想するのだけど、
いかんせんキリスト教の知識が乏しいので、深いところは分からない。

教区の信者達もそれぞれ心に闇を抱えている。
姦淫、強欲、殺人への衝動等、こちらも7つの大罪につながるのかな。

ジェームズ神父は出来た人なんだけど、それでも結構人間臭い。
殺害予告を受けてちょっと自暴自棄になってる事もあって、
パブでお酒を飲むし、銃を乱射するし、同僚の神父に暴言を吐くし。
神父になったのは成人して暫く経ってからだったので、
その前に結婚していて、妻は亡くなったけど、娘が一人いる。
父親が家庭を顧みなかったことで、30歳になる娘は恨み言を言っている。

ジェームズ神父役はブレンダン・グリーソン。
名前を聞いても分からなかった。
「ハリー・ポッター」のシリーズに出ているらしい。

悩みを抱える男の役が「こちらIT課」のクリス・オダウドだもんで、
つい笑ってしまいそうになる。困ったね。
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