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マンガ家Mの日常
ちょっと嫌な事があって、気分を解したくて、恋愛映画を見る。

名作「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。


エイミーはアクション映画のスタントの仕事の傍ら大学で天文学を学ぶうちに、
フィーラム教授と親しくなり、愛人関係に発展していた。
年配のフィーラムは脳腫瘍を患っており、仕事で離れていた間に他界してしまう。

その後、亡くなった筈のフィーラムからエイミーの元へ
メールや手紙、小包等が届けられるようになる。
まるでフィーラムがまだ生きているかのような出来事の連続に、
エイミーは戸惑いながらも調べを始める。

フィーラムは死期を悟った時、エイミーの行動を予測して、
手紙やビデオを撮り貯めて、
それらを適時にエイミーの元へ届けられるよう、友人達に託したのだった。

喪失感に押し潰されそうになったエイミーは、一旦は受け取りを拒むが、
改めて回収し、フィーラムの死の直前のメッセージを受け取る。


いや、まぁ、
恋人同士がダラダラ喋り合っている様子を見させられるのは、
映画であっても退屈極まりないものでした。
勝手にやってくれって感じ。

冒頭から、ジェレミー・アイアンズとオルガ・キュリレンコの
濃厚なキスシーンを見せられる。
ジェレミー・アイアンズはスマートで素敵だけど、
娘どころか、孫に近いんじゃないかって若い女と恋愛関係になるって、
見ていて、流石に微妙。
まぁね、枯れ専とかって女性もいるだろうけども。

フィーラム教授の家族構成も微妙。
奥さんが出て来ないのは、亡くなってるのかな。
男の子を連れた中年女性が奥さんかと思ったら、フィーラムの娘と息子だった。
姉弟で、30歳くらい年が離れている?
母親が違うのかな。

フィーラムの立場からしたら、エイミーの先の人生を考えて、
身を引くのが大人の振る舞いだと思うんだけど、
愛人関係ドップリだし、死期を悟ってもなおエイミーを引き付けておきたくて、
延々と思わせぶりなメッセージが届くように手配していたなんて、
老いらくの恋の妄執ぶりが恐ろしい。

最後のメッセージでは、ようやくエイミーが別の彼氏を作るよう
やんわり勧めるんだけどね。

とにかく、幾つになっても、ジェレミー・アイアンズって、エロい!

フィーラムは天文学者なので、
自らの死後にメッセージが届く仕掛けと、
何億光年も果ての星の光が地球に届くイメージとをリンクさせてある。
そこはちょっとロマンチックだけどね。

映画の上映中に女性が涙を拭くようなCMが目に浮かぶ。
こういう映画を見て泣く女って、どういうヤツだろう。
徹底したナルシスト?

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