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マンガ家Mの日常
「コールドケース」ファイナル 最終話を見終わる。
長年親しんで来た番組が終わるのは寂しい。

刑事物では、犯罪の発端が権力やお金、男女関係である事が多いけど、
「コールドケース」の場合は主に市井の人々が主役で、
不幸な状況から這い上がろうともがいている。
そんな中、幸福へのチャレンジ権を掴みかけた人が殺される。
犯人は身近で喪失感を最も深く感じている者。

パターンが見えて来ると、犯人も見当がついてくるし、
パターンが存在する事自体に問題も無くはないのだけど、
生活環境、孤独、満たされない状況に非力ながら抗い、
脱出してささやかな幸福を掴もうともがき、直前で手が届かない、
誰もが抱えるジレンマが胸に突き刺さる。

最終話のテーマミュージックは
全編ローリング・ストーンズで締めくくられたけど、
ラス2ではU2が再登場となって、感慨が甦る。 (曲はAll I want is you)
音楽を大胆にフィーチャーするから、楽曲への権利金(と言うのかな)が
高額になり過ぎて支払えず、それでDVD化されないんだって。
ちょっともったいない気がする。

で、第6シーズンで主人公リリーの恋人役として登場した
我らがボビー・カンナバーロなんだけど。

麻薬捜査官として潜入捜査していて、リリーともなかなか会えずにいた。
たまに部屋で会ったりしてたんだけど、
ボビーの留守中訪れたリリーが、戸棚の中に不審な大金を発見。
リリーは黙っていたけれど、その直後、ボビーは姿を消す。
(役名を忘れたからとりあえずボビーって書いてる。)
麻薬捜査の顛末は? 大金の出所は? リリーとの恋の行方は?
ファイナルシーズンの後半で明かされるものと期待して待っていた。
...だのに、何事も描かれる事無く 最終話を終えてしまった。
そ、そんな...!

ボビーがリリーの本命になると思っていたのに、
リリーはFBI捜査官と いきなり良い感じになってしまうし...。

緻密できめ細やかなストーリー性で 他のドラマを大きく凌駕していただけに、
このボビーの消え方だけは納得がいかないよー!!!
それとも、また途中でホサれたのかなぁ。
...ボビーの行方や 如何に。
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