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マンガ家Mの日常
ガタイの良い体育会系なのに、と言うべきか、だから、と言うべきか、
場面場面で、どうにもケヴィンは優柔不断な事が多い。

モーテルの部屋で支度をしていると、ミシェルからメッセージが入った。
移動手段は確保しているかの確認。
ジェリーが迎えに来てくれる筈、と答えると、
ミシェルから、ジェリーは疲れていて今夜のファンパーティには参加しない、と。
おや? 聞いてないぞ。

ジェリーとケヴィンがどの辺の地域に滞在しているか知らない。
私が泊まっているモーテルから距離があるのかもしれない。
日中の観光での運転もあったし、疲れて休みたいのはよく分かる。

ただ、私としても、タイムズスクエアまではそこそこ距離があるので、
誘われなければ行かなかった。
ジェリーはFacebookをやっていないようで、連絡はケヴィンと取っていた。
車はジェリーがレンタルして運転していた。
この場合、ジェリーが来られないと言うのであれば、
ケヴィンが私の方に連絡してしかるべきではないのかな。
ジェリーとケヴィンは言い出しづらくて、ミシェルに任せたのだろうか。
なんだかね、そう言うのに女性を使うのって、ちょっと情けない。

元より、誘ってくれたのは好意だったし、チケットも用意してもらったし、
ゴタゴタするのも良くないと思い、
ミシェルには、Uberで行くから問題ない、と伝えた。

ツアー中はファン同士の助け合いも大事だし、
ちょっとした移動でも、車に乗せてもらえると助かる。
でも、これ以上は頼らない方が良いように思えた。
帰りはUberが無くて、タクシーに乗ったら、運転手さんが年配の方で、
ナビを使いこなせなかったり、道を間違えたり、
高速の出口の工事での通行止で行ったり来たりと、トラブル続きで困らされた。

翌日は早朝からナンバーチェックがあって、
その後コンサート開始までスタジアムのゲート前で並んで待機。
彼らとは挨拶程度で、程々に距離を取っておいた。

パサディナ、ローズボウルスタジアム初日が無事終了し、
深夜、翌日のナンバーをもらって、モーテルに帰る。

コンサート2日目。
同じように日中ゲート前で待機していると、ケヴィンからメッセージが入る。

(続く。)
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