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マンガ家Mの日常
Sとの間に大きな亀裂が入った日。

鎌倉方面に遊びに行った際、時間が経つと、やはりまた夫の愚痴が始まった。
部分的にしか記憶が無いけれど、会話の流れは次のような感じ。

Sが夫について語った事に対して、
私「そう言われたら(夫)はバカにされたと思うよ。」
S「バカにしてるんだけどね。」
私「それだと、上手くいかないんじゃない?」(といったような内容)
S(キレ気味に)「修復は不可能だっていう事⁉︎」

えっ⁉︎
正直、この時はちょっと驚いた。
夫をバカにしておきながら、修復を望んでいるの?
この矛盾。Sのプライドだろうか。

修復?
Sは、夫がもっと良い仕事に就き、Sを大事にしてくれるよう望んでいる。
でも、自分をバカにしている相手を大事になんて出来る訳が無い。
それは私に対する態度にも似通っている。

夫もまた、今更離婚して、人生を立て直すのは面倒で、
実家で両親からごちゃごちゃ説教されるよりは、
東京でのんびり暮らす方を選んだのだろう。
それならそれで、夫婦で妥協して暮らし続けるしかない。
実際、久しぶりに会った時にも、住所は変わってなかったから、
同じ状況を継続しているのだろう。
慣れた生活から抜け出すのは難しい。

それから1、2度連絡は取り合ったが、
この時の気まずさが尾を引いて、Sとの付き合いは途絶えた。

(続く。)
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