先日読み終わった、ジェフリー・ディーヴァーのノンシリーズ作品。
いつものシリーズものと違って、読んでて
キャラクターがあったまるのに少し時間がかかるかな。
加えて、いつもながらの伏線とどんでん返しの設定なんで、
前半100ページ(!)くらいはスローな仕上がりで
お世辞にもハラハラドキドキとは言えない。
その山を越すと、スピーディな波乱の展開が待っている。
別荘地から警察に事件の通報があって、
非番だった女性保安官補ブリンが現地を訪れる。
そこには2体の死体があって、ブリンはもうひとりの女性とともに
犯人に追いかけられて森林を彷徨う。
いつものシリーズものだと、当然ながら警察側が犯人を追いかけるのだけど、
今回はその逆パターン。
知恵を駆使してトラップを仕掛けたりして、犯人の追跡から逃げる。
いつもながら、女性キャラクターが魅力的。
女性の自分が読んでいてもしっくりくる。
身近な人達をよく観察してるのかな。
男性作家の作品だと、どうしても女性はお色気担当になりがちで、
主人公の探偵とかにやたらせまる。 勘弁しろよって思う。
ところが、ジェフリー・ディーヴァー作品の女性達は
おそらくは皆美人でスタイルも良いんだろうけど、
男性に都合の良いばかりの色気を振りまいたりしない。
でも、十分な色気を感じさせる。
推理小説を読みたがるタイプの女性は、
どちらかと言えば知性で評価されたいタイプ。
だから、まず知性で周囲から尊重されている女性はとても好ましい。
そして、そうした女性が好ましいと思う男性の視線をストレートに受けるのも
女性読者を心地良くさせる。
「ボーンコレクター」のアンジェリーナ・ジョリーではなくてね、
「ファーゴ」(ディーヴァーとは関係無いけど)の
フランシス・マクドーマンドみたいな感じかな。
原題は「The Bodies Left Behind」「置き土産の死体」という風に訳されている。
でも、邦題の方が気が利いててしっくり来るかな。
まだ買い置きの本が何冊かあるんだけど...、
夏場、仕事になんなかったんで、さすがにそろそろ遅れを取り戻さねば。
次になにか読めるとしたら、ネームが上がった辺りかな。
いつものシリーズものと違って、読んでて
キャラクターがあったまるのに少し時間がかかるかな。
加えて、いつもながらの伏線とどんでん返しの設定なんで、
前半100ページ(!)くらいはスローな仕上がりで
お世辞にもハラハラドキドキとは言えない。
その山を越すと、スピーディな波乱の展開が待っている。
別荘地から警察に事件の通報があって、
非番だった女性保安官補ブリンが現地を訪れる。
そこには2体の死体があって、ブリンはもうひとりの女性とともに
犯人に追いかけられて森林を彷徨う。
いつものシリーズものだと、当然ながら警察側が犯人を追いかけるのだけど、
今回はその逆パターン。
知恵を駆使してトラップを仕掛けたりして、犯人の追跡から逃げる。
いつもながら、女性キャラクターが魅力的。
女性の自分が読んでいてもしっくりくる。
身近な人達をよく観察してるのかな。
男性作家の作品だと、どうしても女性はお色気担当になりがちで、
主人公の探偵とかにやたらせまる。 勘弁しろよって思う。
ところが、ジェフリー・ディーヴァー作品の女性達は
おそらくは皆美人でスタイルも良いんだろうけど、
男性に都合の良いばかりの色気を振りまいたりしない。
でも、十分な色気を感じさせる。
推理小説を読みたがるタイプの女性は、
どちらかと言えば知性で評価されたいタイプ。
だから、まず知性で周囲から尊重されている女性はとても好ましい。
そして、そうした女性が好ましいと思う男性の視線をストレートに受けるのも
女性読者を心地良くさせる。
「ボーンコレクター」のアンジェリーナ・ジョリーではなくてね、
「ファーゴ」(ディーヴァーとは関係無いけど)の
フランシス・マクドーマンドみたいな感じかな。
原題は「The Bodies Left Behind」「置き土産の死体」という風に訳されている。
でも、邦題の方が気が利いててしっくり来るかな。
まだ買い置きの本が何冊かあるんだけど...、
夏場、仕事になんなかったんで、さすがにそろそろ遅れを取り戻さねば。
次になにか読めるとしたら、ネームが上がった辺りかな。
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