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マンガ家Mの日常
「義叔母」
そういう書き方で良いのだろうか。
叔父の妻だから。

亡くなった唐津の叔父への弔電に、義叔母から挨拶の葉書が来た。
最近は業者任せで、印刷された書面と、お返しの品のカタログが届くのが一般的。
それも良し悪しで、
何とは無しにカタログを待ってしまう、さもしい自分もいるのだけど、
コロナ禍という状況もあって、家族のみで通夜と葬儀を執り行ったそうで、
挨拶もこじんまりとした形に留めたのだろう。

叔父の妻だから、それなりの年齢になっている筈で、
1枚1枚手書きするのは手間がいったに違いない。
少し震えたような線に、心の襞が見える。
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