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マンガ家Mの日常
また「TVタックル!」から。
学生のデモ団体について、取材していたのを見た。

なんだかなぁ〜、という思いが強まったよ。

現在、全国の大学で会員が総勢400人くらいになってるらしい。
トップのリーダーというポジションは敢えて作ってなくて、
10数名の「副司令官」が指示を出しているらしい。

えっ、副司令官!?
戦争反対って言ってるのに、軍隊の役職みたいな用語を自分達に命名するの?

で、広報とか、幾つかの部署があって、手分けして運営されている。
大きな団体になれば、そういう仕事の手分けは必要になってくるんだけど、
何だかね、赤軍派とか「オウム心理教」とかを思い起こしちゃった。

で、活動資金は、沿道の人達からのカンパ。
う〜ん...、そういうのもどうなのかな。
活動資金は自分達でバイトとかして賄わなきゃ、と思う。
まぁね、元々学生だから、自分達の生活費や学資が親掛りだもんね。

で、インタビュアーが「法案の議決が終わったらどうするんですか?」と尋ねたら
「そういうところに目標を置いているのでは無い。」って。
「自由と民主主義による社会を目指す。」とか。
聞いてびっくり。何だか、すごくフワッとしてる。

TV番組だから、放映された事が全てでは無いだろうけど。

「憲法を守る。」「戦争反対。」「自由と民主主義。」
言ってる事は正しいけどね、
議決直前の時期に今更付け焼き刃みたいに国会前でデモで大声で叫んでも、
何も結果に繋がらないよ。
周囲の人達もね、今は目新しさで少しは応援してくれるかもしれないけど、
お題目だけ唱えて、何も結果を残せないんじゃ、人はすぐ離れて行く。
議論で腹は膨れない。

「TVタックル!」も、深夜枠になって、すっかり軽いバラエティになっちゃった。

でも、最後の最後にビートたけしが一言、
「選挙に行って投票するよう呼びかける事だよ。」って。

本当にそれが正論。
政治の変革には正当なプロセスがある。

学生さん達、イキってないで、大人の言う事も聞こうね。
大学3、4年生は大人の筈なんだけど。
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