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マンガ家Mの日常
環境活動家を標榜するグループが、
欧米の美術館等で、作品に液体等を投げつけたりする行為が続いている。
これまで、ゴッホ、モネ、フェルメールの作品が標的にされた。

額縁のガラスで保護されていた作品もあるけど、
ガラスが入っていると反射で絵が見え難くなる事もあって、
美術館によってはなるべくガラスを入れない展示をしている所もある。
美術館と鑑賞者の信頼関係で成り立っている。

この活動家達が、何故これらの作品を標的にしたのかは不明。
ただ世間の注目を集めたかったのだろう。
それにしては、卑劣。
ゴッホが、モネが、フェルメールが、一体どう環境破壊に関連したと言うのか。
それぞれが人生をかけて、生涯、芸術に取り組んで来た。
心血注いだ彼らの仕事を、全く無関係の理由で傷つけて良い筈がない。
人の仕事、人生に対しての敬意が欠落している。
頭が悪過ぎる。
このような人達に環境保全を任せる事は出来ない。
まずは、それぞれの作品に相当する金額、
数十億〜数百億円の賠償金を請求するべき。


同じ系列と思われるグループが、少し前にマダムタッソー蝋人形館で、
チャールズ国王の蝋人形の顔にパイをぶつけた。
しかし、チャールズ国王は、皇太子時代から50年に渡って、
誰よりも熱心に環境保護活動に取り組んで来ていたそうで、
英国国内から、グループに対して批判の声が上がっているとの事。

チャールズ国王は、立場上、庶民とはかけ離れた贅沢な状況にもあるだろうけど、
今日、ニュースで紹介されていたところによると、
衣類や靴等は、公の場で着用する物でも、ツギハギしたり、修繕を繰り返して、
長い年月同じ物を使用しているとか。
紹介された写真を見ると、そこまでしなくてもとさえ思う物もあった。

ふと思う。

故ダイアナ元妃は、セレブ界のファッションリーダーとして、
豪華なドレス姿を披露して来た。
彼女の場合もまた、立場上の事でもあっただろうけど、
そういう所でも、チャールズ皇太子(当時)は、
妻のダイアナとソリが合わないと感じていたかもしれない。
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