韓国、梨泰院のハロウィンの圧死事故。
救急隊による懸命な措置も及ばず、150人以上の方々が貴重な命を落とされました。

壁に押し付けられたような場合、
圧死を防ぐ為に、両腕で身体を支える（立った状態の腕立て伏せのような体勢）よう、
TV等を通じて警察からの指導が伝えられていますが、経験上、それでは足りないです。
余程屈強な男性ならばともかく、女性では、腕で身体を支えられません。

一番良いのは、ボクシングのガードのように、
脇を絞り、肘を身体の前にして、両腕を身体の前でクッションのようにする姿勢です。
こうする事で、肺や肋骨、顔面が守られます。
圧迫された場合、呼吸を維持する為の肺や、骨としては弱い肋骨を守るのが大事です。
（どうして私がこの姿勢を推奨するかと言うと、実体験に基づきます。
　スタンディングのコンサート会場で、何度も押し潰されそうになった経験があり、
　その中で、この姿勢が最も安全でした。）

勿論、これで完全に守られるというわけではないので、
危険な場所には行かないのが正しい選択ではありますが。