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マンガ家Mの日常
学生時代に時々小旅行的なプチ家出をしていたと、友人から話を聞いた事がある。
父親からの期待と過干渉がプレッシャーだったようだった。
でも、彼女は、父親の熱心なサポートで毎回の試験を乗り切り、
結局は同じ分野の仕事に就いた。
何の為の反抗だったんだろう?


アナ・ケンドリック主演の恋愛コメディドラマ「LOVE LIFE」が面白い。
毎回新恋人のエピソードで構成されていたのだけど、
昨夜放送の回は、母親のエピソード。
アナ演じる主人公ダービーが盲腸の手術をして、
心細さから母親に手伝いに来てもらうが、
価値観の違いや過干渉から、直ぐに対立が始まる。
アメリカのファミリードラマでは、親の過干渉を描いたものも多い。
が、自分の都合で呼び寄せて、手伝いをさせておきながら、
鬱陶しいから邪険にするって、どんだけ我儘なんだ。
大事な仕事を休んでまでして娘の世話をしに来た母親も、流石にちょっとキレる。


父の葬儀から1ヶ月経って、
やはり、家族の問題のあれこれについて考えてしまう。

前述の友人は親から逃げて家出をしていたわけだけど、
それは、取りも直さず、親が家にいて、娘に熱心に関わろうとしていたから。
何とも贅沢な悩みだ。
(世の中には、親の虐待から逃れる為に家出せざるを得ない子もいるが。)

思い起こせば、思春期、反抗期とされる年代に、家出などしなかった。
どちらかと言えば、今でもそうなんだけど、家にいるのが好き。
ウチの場合、親はあまり家にいなかったから、干渉もされなかった。
親が家にいなければ、子供は家出のしようも無い。
両親ともフルタイムで仕事をしていて、
父は帰宅して夕食を済ませると、直ぐに自室に籠もりきりになる。
母は疲れて、TVを見ながら寝てしまう。
家族団欒の乏しい家庭だった。
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