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マンガ家Mの日常
先月の新聞に掲載された、南スーダンの避難民キャンプの写真。

避難民キャンプ付近を歩く、南スーダン人家族。
砂利道の向うに、枯れた草原と朽ち果てて放置された何かの機材が見えるだけ。

4年半続く内戦で、国民の3分の1が難民、国内避難民となり、
厳しい生活を強いられている窮状を伝える記事と写真だけど、
何故か、美しいと感じた。

乾いた光景と、南スーダン人の黒褐色の肌と長い手足の、
色彩と造形のバランスが完璧に整っている。

その土地で生まれ暮らす人の姿が、その土地で一番自然に美しい。

視覚的観点からのみの話で申し訳無い。

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