忍者ブログ
マンガ家Mの日常
昨日はジムから帰った後、夕食を済ませたら眠くなって、
そのままブログをサボってしまいました。反省。


以前録画していたドキュメンタリー番組に少しずつ着手。
ロボットが世の中をどう変えていくかというテーマの作品で、
やはり問題とされるのは、ロボットに取って代わられる仕事について。

単純作業的な労働はロボットが行うようになり、人員削減される一方で、
ロボットの監視者が仕事として新たに必要とされる。
ただし、数として多くはないから、失業者が増える事には違いない。

人は単純作業ではなく、よりクリエイティブな作業に活路を見出すべきだけど、
そういう作業は才能勝負だから、勝ち上がるのは難しいね。
やっぱり失業者は増えて、中間所得層が減少し、
富裕層と貧困層の二極化が進行するばかり。

でもそうなると、労働者の所得が減少して、同時に納税が減少するから、
国家としては税収減というまずい事態に向かうので、
それもまた何とか対策を立てなければならない。
でも、どうしたら良いんだろうね。


機械化、AI化が進めば、人間の労働は楽になり、
労働時間は週に15時間程度まで減少して、もっと楽しい人生が送れるだろうと、
経済学の権威、ケインズ先生は予言したらしい。
でも、全く外れちゃった、少なくとも日本では。

機械化によって失業の恐怖に追い立てられて、
より超過労働に向かい、鬱病や過労死が増える傾向が続いている。
労働時間は減るどころか、どんどん増えている。

単純作業が排除されていくと、ホワイトカラー目指して競争が激化する。
多くの人達が学業に大金を投じて高い学歴を身につけるけれど、
そこでも当然厳しい競争が待っていて、大勢は落ちこぼれてしまう。
派遣のような形態の職種に就かざるを得ず、収入は不安定になる。


競争が激化するばかりで、ごく僅かな勝ち組を除けば、誰も幸せになっていない。
実際はその勝ち組の人達も、常に転落の恐怖と戦っている。


では、社会はどうあるべきか?



PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック