忍者ブログ
マンガ家Mの日常
離婚(未確定)報道。
竹内結子もサッサと見切りを付けて離婚して仕事復帰したんだから、
中山美穂みたいなゴージャスな女優は戻るに限る。

TVでチラッと見る情報だけでは何とも言えないんだけど、
お相手の作家さん、その前の結婚からして微妙な感じだったし、
なんか、ちょっと浮世離れした感覚の人だったんで、
逆に、よくここまでもったな、って。

その人の事や作品について殆ど知らないんで、
固よりなんでパリ生活をスタートさせたかもわかんないんだけど、
何を求めて渡仏したんだろう?
行けば何かあると思ったのかな。

美大生だった頃、母親が「1年だけならフランス留学させてあげられる。」
と言ってくれた。
でも、その言い方からして、ゆとりがあっての話では無かったろうし、
1年では言葉や生活に慣れるので精一杯で、
それ以上の何かを学ぶところまで行かないように思えたので、申し出は断った。
後から考えれば、行っておけば良かったようにも思えたが、
おそらく、そう簡単な事では無かっただろう。
余裕があるのであれば、見聞を広める為の遊学と言う事も出来ようが、
腰を据えてその地に住みつく覚悟くらいでないと、ものにならなかっただろう。
当時と今の為替レートの差もあって、留学は大きな判断が要るものだった。

数年前、同じマンションに住むCMディレクターの女性が勉強の為
2年間N.Y.に行った。
基盤がしっかりあっての留学だったので、良い成果があった事と思う。
話を伺っていると、ふと、自分も勉強か新しい仕事のチャンスを求めて
N.Y.に行ってみたい思いが湧いて来た。
でも、よくよく考えれば、マンガは日本が世界一なのだから、
マンガの仕事をするなら日本がベスト。
N.Y.に行く必要は無かった。

さて、当の作家さんは何を求めてパリに行ったのか?
当人なりに何かを求めていたのだろう。
でも、思ったようには行かなかった。
余程フランス語が堪能で、フランス語で記事や小説が書けるならともかく、
日本語で日本人相手に小説を書くのだとしたら、
フランスにいて日本人の心に響くものがどれほど書けるだろうか。
作家活動が低調になってしまったのは、
日本人読者に向けてのメッセージを見失ってしまったからではなかろうか。

自分の人生の基盤は何なのか、
時々は立ち止まって考える事が必要。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック