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マンガ家Mの日常
何となくね、イメージは分かるんだけどさ、好きになれない言葉。
曖昧過ぎる、というよりも、説明を省こうとする、或いは、
説明する言葉を見出す能力に欠ける、という感じがしてならない。


以前ハーレクインの担当編集者が、原作を提示して来る時に使っていた。
「たまい先生の世界観に合うと思って。」と、メモ書きがあった。
? 面と向かって1、2回しか話した事無いのに、私の世界観を知ってるの?
それよりは普通に、
「絵柄に合うと思います。」とか、
「この1、2年の作品傾向の流れに沿って。」とかで良いんじゃ無いかな。

「世界観」なんて言われると、
「あなたの内面は分かってます。」みたいなフリに聞こえる。
私に限らず、誰しも、そう簡単に他人に推し量られる程、内面世界は狭く無い。


他にも苦手な言葉がいくつかある。

「イケメン」は今でも嫌だけど、使い勝手の良さに負けてしまった。
安っぽさを含んだ表現としてなら良いのかも。

サッカー選手がよく使いたがる「泥臭く」も変な感じ。
気持ちは分かるけどね、皆して右に倣えで使うのが頭の悪さを露呈しているよう。

「神対応」も気持ち悪い。
確かにね、日本は八百万の神がおられる国ではあるけど。
大袈裟に持ち上げ過ぎな感じだからかな。
昔、やたら「カリスマ」が使われたのと似てるのかな。
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