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マンガ家Mの日常

10月にU2のツアーでミラノに行く予定。

コンサートの為なら欧州のどの都市でも良かったわけで、
パリやロンドン、もしくはダブリン等の方が便利だったかもしれない。

でも、ミラノにしたのは、
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」を見たいが為。
おそらく、自分の人生で、これだけは見なければ死ねない、と思う、
残す最後の絵画。

ガイドブックを見ると、予約方法が少し難しい。
イタリアなので、基本はイタリア語。
電話で予約するのが基本だそうだけれど、それだとイタリア語のみになる。
いや、まぁ、英語でも、電話での対応はちょっとシンドイけど。
Webからの予約だと英語もあるけれど、これは先に会員登録が必要になるとか。
何の会員登録なんだろう。

流石に諸々ちょっと難しそうだったので、ロンドン在住の友人夫妻を頼る。
ご主人がミラノ出身なので、ご主人にイタリア語で電話予約をお願い出来る。
彼女もミラノにあるご主人の自宅を月1ペースで訪れるそうで、
予定を合わせてミラノでランチしようという話になった。

ところが、少し、
いや、かなり油断した。

予約受付がいつからなのか確認していなくて、
そろそろ2ヶ月前くらいになった昨日、メールで希望の日程を伝えたところ、
ご主人が直ぐに予約の電話を入れてくれたのだけど、
とにかく連日予約が埋まっていて、
かろうじて空いているのが、U2のコンサート当日の午前9時40分。
コンサートのGAのリストバンド配布が何時になるか分からないけど、
大体はアメリカと同じだそうなので、
会場からの移動を考えると、ちょっと微妙な時間帯。


そして、昨晩は早くに寝てしまったもので、そのメールを見たのが今朝の事。
直ぐに返信したけれど、時差の都合もあるので、ロンドンは深夜。
仮に彼女が直ぐにメールを見てくれたとしても、
電話予約の受付開始時間まではまだかなり待たねばならない。
昨日のうちに予約が埋まってしまう可能性だってある。

焦る!

(続く。)

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