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マンガ家Mの日常
「Major Crimes〜重大犯罪課」を見ていた時に飛び込んで来た言葉。
フリン警部補がロマン派を気取って何気に語った話に、
知性派のタオ警部補が知識を披露する。


ペトリコール(英:Petrichor)

長い間日照りが続いた後の最初の雨に伴う独特の香りを定義している。
雨が降った時に、地面から上がってくる匂いを指す言葉。
ギリシャ語で石のエッセンスを意味する。(Wikipediaから)

特定の植物から生じた油が
地面が乾燥している時に粘土質の土壌や岩石の表面に付着し、
雨によって土壌や岩石から放出されることにより
独特の匂いが発生するとしている。(同)

この油が種子の発芽と初期の生育を遅らせる。
植物が成長するのに厳しい環境において種子の発芽を防ぐために発散させる
と考えられている。(同)


1964年にオーストラリアの鉱物学者ベアとトーマスが
「ネイチャー」に発表した論文の中で作られた造語だそうで、
言葉としては新しい部類に入るかもしれない。

言葉の響きも意味も、芳しくて素敵。
でも、新しく知る知識で、普段使わない言葉は、すぐに忘れてしまいそう。
そうならないようにここに書き記しておく。

検索すると、
あの初音ミクの楽曲にもこのタイトルの作品があるらしい。
自分が見つけた言葉なような気分で喜んでいたけど、
常に先人が存在する。
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