先日のフレンチレストランで一緒の友人達は
ベテランのビジネスウーマン。
そしてふたりとも何故かバツイチ子持ち。
パートナーがいない訳では無いようだけど。

大人の女性の立場での恋愛、もしくは次なる結婚に向けての話等も出た。
それはそれで面白かったのだけど...、
やっぱり、ビジネスの話をしている時のふたりの表情は
結婚について語る時よりも、キリッとしていて充実してる。

そう、充実してるって言う表現が一番ふさわしいかな。
それなりの期間、専門のビジネスの現場で揉まれて来て、力を蓄え、
実力を発揮して様々な事を実現して来た。

マンガの仕事に関しても、
マンガ家は描くのが専門なので、ビジネスとしての企画は
そう言う人を探して、と言った方向の話も少し伺った。

そうなんですよね、
マンガ家って、
まぁ、アーティストなんて言うとこそばゆいけど、
職人みたいなものだから、
ビジネスに関してはやや疎い、と言うか、
そこまで考えてる余裕が無い。
で、おまけに、良い策品さえ描ければお金は二の次で良い、なんて
つい口走っちゃう。

お仕事だから、お金は大事です。
原稿料をねぎられるのは、仕事を侮辱されているのと同じ。
ちゃんとした資金が無ければ良い仕事は出来ない。
才能だけでは商業誌のマンガは続けられないのよ。
また、良い仕事をしたなら、ちゃんと評価して欲しい。
仕事の評価って、お金で表現されるものだからね。

（もうちょっと続く。）