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マンガ家Mの日常
ネットニュースに、マンガ週刊誌は必要かどうか、という記事が出ていた。

読者のペースはどうなのか?

マンガ家にとっては過酷そのものだけど、
システマティックに運営している仕事場であったら、そう無理は無い。
逆に、仕事としてのペースが出来上がって、良い具合に回せる。
ただし、それも、描き手のタイプによる。
記事にもあったけど、
芸術家肌のマンガ家は、締め切りが無いと延々手を入れて、キリが無い。
どこかで決着付けないとならなくて、それが締め切り日。

では、出版社にとっては?

記事によると、
4大週刊少年誌とされる中、
「少年ジャンプ」126万部
「少年マガジン」44万部
「少年サンデー」17万部
「少年チャンピオン」部数掲載無し
と、こんなところ。
「サンデー」「チャンピオン」は、いつ廃刊になってもおかしくない。

少女誌同様、マンガ作品の質が落ちたといあわけでは絶対に無く、
読者の購買形態によると言える。

出版社でも、それぞれ本作りの理想を持って仕事している方もおられるわけで、
(マンガの編集部に配属されて文句言ってる編集者も一定数いるから、
 全員が理想を抱いて仕事してるとは言えない。)
ただお金儲けが出来れはそれでOKというわけではなく、
雑誌を維持していきたいだろうとは思う。

文化として、
エンターテイメントとして、
相応の利益をキープして、質の向上をはかる、
そういう編集方針は、どこを探せば見つかるだろうか。
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