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マンガ家Mの日常
新聞の小さな記事かコラムで読んだ。

「紙」の本に価値を求めるのは、健常者の傲慢さであるという主旨の意見。

身体に障がいがあって、自由に動けない人は、書店まで本を買いに行けない。
行けたとしても、重くて運べない。
視覚に障がいがある人は、本の文字が読みづらい。

私を含め、
本好きは「紙」の本を愛していて、「紙」の本が主流であるのが好ましいと思っている。
スマホやタブレットで読む小説は何となく味気ない。
マンガは尚の事、原画の命が感じられない。

でも、障がいのある人達にとっては、
持ち運びの不便が無く、文字を読みやすいサイズに大きく出来るデジタルが有効。

言葉も無い。

でも、「紙」の価値は依然あると思う。
個人的に、やっぱり「紙」が好き。

要するに、多様性の時代として、
それぞれの状況に応じた形の「本」を入手出来るようにするのが良いのだろう。

「紙」の上で生きて来た。

「紙」の生き残りを見つめる先に、
また別の生き残りの姿も見えるか。
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