ぶんか社さんより、
ミステリー物の廉価版コミックスが連続して発行されているそうで、
浅見光彦シリーズ、雑誌再録からあまり間が無いのですが、
近々廉価版コミックスになるようです。

２本まとめて収録されるのだろうけど、細かい事は分からないです。
コミックスと言っても、雑誌と同じ装丁。
コンビニや駅の売店とかに置いてあるような感じ。

前にコミックスが出た時のカラーを使ってもらえれば良かったんだけど、
とりあえず表紙用に浅見光彦のカラーを描いています。

でも、もうどんな顔だったか忘れちゃった。
終了から１０年近く経ってるし。

一応寄せて描いてみる。


廉価版コミックスに関しては、
随分前に横溝作品をまとめて出そうという話があって
原稿をひとまとめにして渡したんだけど、
他社が手掛けていた廉価版のシリーズの売れ行きが良くなかったらしく、
今出したら赤が出る、と営業が判断した為、企画がお流れになってしまった。
原稿はそのまま預けてあるんだけど。

で、今回廉価版コミックスが発行され始めて、
横溝作品もラインナップされてるんだけど、
見ると、他のマンガ家さんが同タイトルで描かれたものが収録されていた。

えっ？私が預けてた原稿はどうなったの？

別のマンガ家さんがどこかの出版社の雑誌で
以前に描いておられていたのでしょう。
横溝作品はあちこちの出版社で度々コミック化されているので、
別々のマンガ家による同タイトルのものが複数ある。

それはまぁ良いんだけど、
今発行されているシリーズで、
先に他のマンガ家さんの同タイトル作品が収録されてしまったら、
少なくともこのシリーズでは私の原稿は出番が無くなる。

何だか納得がいかない。

企画や営業の判断はあるにせよ、
先に受け取った原稿に敬意を払うべきでは無いだろうか。