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マンガ家Mの日常
ハーレクインの原稿、下描きどころか
キャラクターの基本図もまだ作ってない。
でも、アシスタントさんの日程の都合とか、背景の進行とかあるんで、
アシスタントさんに入ってもらって背景だけ先に描いてもらってる。

1ページ丸ごと背景ってんなら問題無いんだけど、
コマやフキダシが被ってたり、人物が被ってたり...。
長いストーリーを規定枚数にギッチギチで収めようとすると
どうしてもコマ使いが複雑になるんで、背景描きも単純じゃなくなる。
本当は下描きをキッチリ入れて、
見開きで全体のバランスを見てから背景に入りたいんだけど
そうもいかない、ツライ事情。

でも、多分何とかなるでしょう。
てゆうか、プロ生活も長くなると、何とかする術を身につけてしまう。

今来てもらってるアシスタントさんは、
欧州のお城とか、豪華な建物を描かせると抜群に上手い。
他のアシスタントさん達もそれなりの技術を持っているけれど、
お城に関しては彼女がダントツ。 エレガントで洗練された建物を描く。
彼女自身がそう言う建物が好きってのもあるのかな?
アシスタントとしてキャリアを積む中で育てたセンスなんだろう。
線に清潔感がある。
こういう感覚、絵を描かない人には伝わり辛いかな。

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