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マンガ家Mの日常
原稿に掛かり始めた時にも書いた事なんだけど、
今回の原作は設定が多過ぎて困ってる。 

コミックスのページ数は本文125って決まってるから、
なんとしてもそれに入れなきゃで、ネームの段階でかなり苦労した。
それでもギリな感じ。
もっとコマ運びや画面に余裕を持たせて描きたいんだけど、
もう、とにかく、話をキッチリ収める事が先決。

原作の展開によってはエピソードを丸ごと削ったりする事もあって、
今回もできる範囲ではやったんだけど、
切ると話が成り立たなくなるものも当然あって、
もっと長い話、長い枚数だったら、ツジツマ合わせも出来なくは無いんだけど、
この内容とページ数では、切るに切れない。

でも、そこはプロとしてなんとか頑張った。

通常のマンガの1.5〜2倍の内容が詰まってる。 だから お買い得よ。
かつて、竹宮恵子先生も「いかに多くの情報量を入れるかが大事。」
と、おっしゃっていた。
ホント、頑張った。

でも、その分絵も内容が詰まってるから、描くのが大変。
やっぱりキツイ。体力的にもかなりシンドイ。
一度くらい、余裕のあるページの使い方をして描いてみたい。

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