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マンガ家Mの日常
長めの中断後、再開。
自分でも何書いてたか忘れちゃって、以前の記事読み返した。

この事件、この後NHKが控訴したんだっけな。

TVドラマ化にあたって、NHKが何故こうも強硬に原作を改変したがったのか、
そこんとこが全く分からない。
原作者がダメだって言うんならそこまでの事で、
もっと早い段階で手を引くしかなかったと思う。

原作者は売れっ子作家の辻村深月氏とあって、
管理委託業務を請け負っている講談社の対応が丁寧。 羨ましい。
講談社はマンガ家に対してもフォローが丁寧だと聞いた事がある。
大分昔の話だから、今はどうか分からないけど。 
仕事が低調になった場合でも生活に困らないよう、
投資の相談まで乗ってくれてたんだって。 羨ましい。

このブログで時々書いて来たけど、
マンガの仕事で原作ものは色々面倒が多いのです。
はい、はっきり言って、
マンガ家として、これをマンガで描きたい、と思える原作をいただける事は稀。
はい、仕事だから頑張ってやってます、
少しでも面白いマンガを読者のお届け出来るように。

これは無いでしょ〜、という原作が回ってくる事もしばしば。
どう考えても、雑誌の売り上げ増につながるとは思えない。
編集部はもっと気合入れて良い原作を探さなきゃさ。そこでしょ、大事なのは。

出版社の大人の事情アレヤコレヤがあるので、
マンガ家から「これが描きたい。」と言っても、滅多な事では通らない。
仕方無い。
基本、出版社なり編集部なりの企画ありき。
だったら、尚の事、原作探しの責任は重いでしょ。

(続く。)
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