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マンガ家Mの日常
「大泉」と「ジルベール」で語られた萩尾先生の特質。

天賦の才能。
一つの物事に向けられる、ひたむきな努力の姿勢と徹底した集中力。
ずば抜けた記憶力(映像記憶を含む)。

異なる性質の他者への共感力の乏しさ。
(半世紀を経ても)脅威への拘りを無視出来ない。
対人関係のストレスによる体調不良。

これらは、萩尾先生が描いた「A-A'」の主人公アデラド・リーそのもの。


萩尾先生と竹宮先生の関係性は映画「アマデウス」の
モーツァルトとサリエリに共通する。
萩尾先生は少女マンガ界のモーツァルト。



そして、モーツァルトは、
当時の書簡や文献から、アスペルガー症候群の特徴を示しているとされている。



「大泉」は、
萩尾先生自身による、アスペルガー症候群の告白本に他ならない。



(続く。)
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