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マンガ家Mの日常
SNSで(一部で)話題になったらしい話。

少女マンガ雑誌の編集者が、
「打ち合わせで自分が指示した通りに作家がネームを修正して来たらガッカリする。」
と、投稿したら、
そこそこ批判と賛同の両方向からの声が上がったとか。

まぁ、そうだろうなぁ。

この編集さんは、自分が考えたより、更に良いアイデアを出して来て欲しいと願った。
作家はその期待に応えなければならない。

でもね、

一方で、
「何で俺様の言う通りにしないのか!」って、機嫌を悪くする編集者もいるわけで。
そこんところは、作家と編集者との相性とか、信頼関係とかによる。
そして、やはり、
編集者の多くは、自分の意見が通る事を内心では望んでいる。

なので、

作家の側の戦略としては、
他の部分を通す為に、一部で編集者の意見に従って変更する。

そう、ご機嫌取りです。

でもね、

作家として、本気の部分は守り通さなきゃならないから、
そこは頑張って押し通す。

なので、

私は大分編集者に嫌われた。

ところが、

そうやって普段散々たてついていると、
暫く仕事を続けた後には、いくらか編集者の指示に合わせる場面もあって、
そうなると、その編集者は一気にご機嫌になる。
(それが必ずしも良い事ではなかったりもするんだけど。)


まぁ、
打ち合わせって色々難しい。
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