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マンガ家Mの日常
記事を書くタイミングを逸していた。

先月(おそらく)、マツコさんの番組に、
マンガ背景のベテランアシスタントさんが出演するとあったので、
録画して見てみた。

元はマンガ家志望だったのだけど、鳴かず飛ばず。
あちこちの先生方でアシスタントをする中で、ある先生から
「君の描く背景には個性が無い。」といったような事を言われ、
逆に、だったらどの先生の作品にでも合わせられる、と奮起し、プロアシの道を選択。
名だたる人気マンガ家さん達に重宝され、高収入をゲット。

番組内では、作画の様子と共に、昨今のデジタル背景についても語っておられた。


コロナ禍でのリモートワークの問題の他に、経費縮小の大命題もあって、
特に若い世代はデジタル化が加速している。
それは時代の趨勢で、仕方ない事だと思う。

「仕方ない事」と、どちらかと言えばネガティブな言い回しで書いてしまったのは、
あくまで私個人の感覚なのだけど、
デジタル主体の作画を、どうしても好ましく思えない。
それは、ペンによる原画の美しさをどこまで認識しているかという事でもある。
描き手も、読者も。

(続く。)
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