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マンガ家Mの日常
食事事情。

まあね、マンガって手塚先生の頃から連載とかアシスタント雇用とかが
始まったもんだから、
大体の事はその頃に起点があるんだろう。

アシスタントさん達の食事は、基本マンガ家持ちです。
トキワ荘とかの時代だと、皆お金が無くて食えなかったから
稼ぎのあるマンガ家がアシスタントさん達に食事を振る舞ってたんだろう。
その慣習がずっと続いてる。

仕事中はアシスタントさん達も泊まりになるので、
食事は皆でする事になる。 合宿状態。
私がアシスタントをしていた頃は
アシスタントが持ち回りで食事当番をしていた。
でも、いちいち食事作るのって結構手間がかかって、
当然ながらその間は原稿が進まない。
店やもんとかにしてくれればなぁって思ってたけど、
おそらく、お金がかかるんでなるべくそうしたくなかったんだろう。
でも、こっちとしては、なるべく早く仕事を終わらせて
早く帰宅して、自分の原稿を描きたかった。

ちょっと人数の多い仕事場になると、
メシスタントと呼ばれる、食事作りを担当してくれる人がいる。
原稿描きがまだ未熟なので食事作りに徹していたり、
ただ料理が上手だから抜擢されるケースもある。
更に大掛かりで経済的に余裕のある仕事場になると、
お手伝いさんが来てたりするけど、そういうのはごく稀。

ウチではどうしてるかって言うと、
基本、ほぼ私が作ってる。
正直シンドイ。

(続く。)

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